カムイSR+について感じたこと
私のSR+に対するスタンス
まず、私はSR+やR+がすきです。従来「SR+のような高レアリティの絵柄違い」について好意的に受け止めてきました。
理由は2つあります。1つは、登場するキャラクターが同一であること。もう1つは、対戦に使うデータが同一であることです。
これまですべてのSR+には「手に入れやすい同一データが用意されている」おかげで、通常版と混ぜて使っても不利益を感じることはありませんでした。
20弾でかわったこと
ですが、サイファ20弾では残念なことに、SR+は単なる絵柄違いではなくなりました。
なぜなら「新たな未来を拓く王 カムイ(透魔王国)」のSR+が登場したためです。
SR+カムイについて
SR+カムイは、次のような特徴を持っています。
- キャラクターが完全に異なる
- 性別が異なる(ゆえに対戦データも異なる)
- 封入率は従来のSR+同様と推測される
実感だけでいえば「SR+並の入手性を持つ、13種類目のSR」です。封入率はマスクデータのため深入りしがたいですが・・・
キャラクターが異なることの意味
私は該当しませんが、「カムイ男女に対して強い思い入れを持つ購買者」にとって、これは無視できない問題です。
カムイの性質
カムイ男女は原作プレイヤーのアバターであると同時に、1つの人格です。それぞれに用意されているセリフは別々ですし、それぞれの遺伝子を継ぐキャラクターも異なります。
完全代用はできない
例えば私の妻はマークスとカムイ女のカップリングが好きですが、その関係性をカムイ男で代用することは不可能です。
カムイ女が好きな人や、カムイ女との関わりが深いキャラクターが好きな人にとって、「この絵柄を手に取るにあたってSR+しか選択肢がない」という状況は、純粋に不利益ではないかと感じます。
補足
もちろん、手に入れてさえしまえば、きらびやかなオートグラフが箔押しされているのはよいことです。それでも今回の感想は覆らないとは思いますが。
なお、私個人としてはジェンダーイクォリティの観点からも際どく感じた仕様ですが、冗長になるので本稿では無視します。
対戦データが異なることの意味
単純な話で、SRでは同一のデッキが組めなくなります。
サイファのカードリストを検索すると、
- <男>を参照するカードが13枚
- <女>を参照するカードが36枚
のように、性別を参照するカードが約50枚見つかります。
これらのカードにとって、「新たな未来を拓く王 カムイ(透魔王国)」の男女差は、そのまま「自らのスキルが使えるかどうか」の差です。
カムイでこれらと対峙、あるいは協力しようと考えたときに、「SR+でなくてはならない」可能性が常にあるのは、従来のサイファになかった状況です。
R+Xとの違い
今回のマイナーチェンジは過去のR+X(カミラ含む)と似ていますが、完全に同じというわけではありません。
なぜなら、あちらはキャラクターが同一だからです。また、組めるデッキが変わるほどの差ではなかった印象もあり、トータルでは今回のほうが衝撃的でした。
あとがき
今回の変更で、私がとる行動は変わりません。従来通りサイファを買い、遊び、身近な人に紹介します。
ですが、どういったことがあって、私はなぜ残念に感じたのか。ということは記録しておこうと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回は強くなった【ティアマト】を予定しています。